マスターワークス天津工場にきました。
マスターワークスは、印刷後の後加工機メーカーとして日本にも現地法人を作って営業を行っています。
印刷機メーカーとなるドイツの「ハイデルベルグ」への筆頭株主という立場だとも伺いました。
工場は220,000㎡の敷地にマスターワークスの工場で66,000㎡ほかに5つの関連工場で利用されています。
年間1000台の機器出荷と1600人の従業員を抱え、売り上げ規模は、340億円なのだそうです。
ショールームの入り口には、マスターワークス社の初期型機器が陳列されていました。
マスターワークスのダイカット(トムソン抜き)機ですが、特徴として、ダイカットと箔押し両方の
作業ができる兼用機として作られている事が多い気がしました。
外を見ると、さすがEV普及4割の中国です。従業員向けの駐車場にも沢山のEV充電器が並んでおります。
製造部署の入口には、このような鍵付きのロッカーが置かれていました。
スマホや貴重品を個別のロッカーに仕舞わせて利用しているのでしょう。
実は、製造する機器よりも工場内での創意工夫的な部分に目が行きます。
木製パレットにピンクの輪の金具を使ってベニヤを取り付けます。そうすると簡単なボックスが完成します。
作りっぱなしではなく、使わない時は決められた場所に「パレット・べニア・金具・ビス」が置かれており、
必要な時に組み立てが出来るようにしてあるのです。こういうの大好き!
作業用の「ガラガラ」がいたるところで活用されていました。
部署で目的に合わせ高さや奥行きを決め部品等を利用してます。工夫って大事ですね~
そもそも機械や備品を導入すれば、稼げる・稼働が良くなるなんて言うのは、昔の話、
なんか手間な事が多い騒々しい今は、担当しているマネージャーがこういった点を改善作業させる事で、
相乗効果が出てくる時代なのでしょう。経営者が思っていてもマネージャーに実行させられなければ、
意味もないですけどね…
パレットに積まれた用紙(材料)を加工機に自動搬送してくれます。
動画の続きです。加工機の給紙部(フィーダー)に、AGV機が、パレットを自動装填してくれます。
田村様
ハイデルの中国ツアーでご一緒させていただきました手塚と申します。富士山の麓に工場があり、そこに勤務していると申し上げますと、何とか記憶に残っていらっしゃるでしょうか。
ツアーの一連の記事を、既に懐かしく、拝見いたしました。私が見落としていた部分もあり、参考にもさせていただきました。
コメントを書く欄がありましたので、つい手が動いてしまいまして。失礼いたしました。
手塚様 先日はツアーご一緒ありがとうございます。またコメントもありがとうございます。嬉しいです。最近は、他のSNSが流行ってまして、コメントを頂ける方がほとんどいなくて寂しくしておりました。先ほどメールさせて頂きましたので(^^♪